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4章:転機 (2/3)

私が小学三年生になる頃

姉と庭で遊んでいた時の話。

姉とは仲が良くて、

よく2人でふざけあったものだ

その日もいつものように庭で遊んでいると

裏口から何やら口論しているのが聞こえる


子供ながらに気を使い、


気づかれないようにそっと扉を開いた‥

揉めているのは祖父と母だった

今までにない険悪な空気に

緊張が走る

すると、私達に気づいた母が


『二階にあがってなさい』

と私達を促した

なので、言う通りに二階に上がる私達。


どうやら今までの苛めに母の怒りが爆発した様子

‥無理もない

父はずっと祖父と祖母の味方で

母を攻め続けていたし、

誰が母を庇うこともなかった

ついに家を出ていく事となったのだ


私には“安全な場所”だったが

母にはそうではなかった。


母が私達の前で

あんなに泣いたのは


そのときが初めてで、


さすがの父も祖父と祖母を責めていた


が、今更なのである


結局次の日には荷物をまとめて家を出ていった

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あの頃 ©著者:はる

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