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6章:さやかの願望 (1/7)

6章:さやかの願望

中学3年で、快楽を覚えたさやかは、高校生になってそれなりに彼氏もできて初体験も済ませたが、全く気持ち良くなれなかった 



若い男は乱暴だし力が強い。早く入れたがるし、ガツガツしている 



さやかはソフトな愛撫が好きだったし、何よりノーマルなのが飽きていた 



高校も中退して、お金を稼ぎたくてバイトした 



ヤ○ルトの飲料を配達する仕事に付いた 



その仕事をして、さやかは一人の老人と出会う 



家はすごく大きくて、まるで屋敷だ。庭だけでも相当ある。この老人の家に届ける時は玄関を勝手に開けて、玄関先に置いておくように頼まれていた 



この老人はたまに出てきて、お茶などを出してくれるが、話が長いので嫌だった 


しかしある日、『さやかちゃん、庭にある車あげようかね?』と言われ、さやかはびっくりした 



さやかは車の免許は持ってないし、そんな大それた物は貰えないと丁重に断った 


しかし、そんな物をくれようとするなんて、このじいさん、本当に相当の資産家だなとさやかは思った
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本当の快楽 ©著者:紗弥香

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