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13章:付き合いたい音楽 (1/1)

13章:付き合いたい音楽

付き合いたい
音楽ってのは
消費されずに
時空なんて
簡単に飛び超えて
僕の耳に現れて

ああこの人たちは
音を出すために
生まれてきたんだろうな
そう感じさせくれて

そういう人たちの音は
ジャンルなんてなくて
もしあるとするなら
その人たちの
名前がジャンルで

真摯に愛情を持って
音と接してきたことが
いろんなところから
滲み出てきて

音を操ってるのか
操られてるのか
わからないけど
音と相談してから
出てきた音なのは
伝わってきて

ひとつの音で
ひとつの声で
ひとつの静寂で
空間全体の
空気を変えてしまう

それは
温度が変わったとか
酸素の濃度とか
そういうことでは
ないのだけど
確実に空気が変わってて

僕の目の前にいることは
偶然なのかもしれないけど
世の中に現れたことが
必然だったということを
音をもって
説得力を持って
伝えてくれる

伝えたいという
意思を使って
伝えたいという
音に変えて
伝えに来たことを
伝えてくれる

そういう音楽
とびきりの音楽と
付き合いたいです
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コトノハノトコノコトノハノコ ©著者:Tuner

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