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3章:卑近な例
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果たして、環境保護・保全とは何でしょう。
ゴミの分別ならば、しない方法が、環境保護の目的にかなうと言う、確かな根拠を持つ報告があります。
また、分別繋がりで、「リサイクル」というものがあります。
統計により、この国では、高い「リサイクル率」
(2005年で60パーセントを優に超える!)
を誇っております。
ですが、この数字は、缶、瓶、ペットボトルなどの分別回収されて、再び、製品化された確率ではありません。
これら資源ゴミを、分別回収した確率を、この国では、「リサイクル率」と称して、そんな確率が高いと誇っているのです。
では、そんなことをして(分別回収)は、何の為にするのでしょう。
お金の面から考えると、答えが出てきます。
分別回収することにより、利益を得ている方々が存在するのです。
街のゴミ回収車が、分別をしなければ一台で済むところ、ペットボトルを分別回収すれば、もう一台必要となります。
更に、缶を分別回収すれば、もう一台と、分別して回収すればする程、のべ台数で多くのゴミ回収車が必要とされ、その分、お金(税金)が使われるのです。
無意味な分別回収に使われるお金は、当然、自治体と業者の利益となります。
エコロジーの美名、「錦の美旗」のもとに、国民のお金(税金)が盗まれているのです。
分別回収を、厳しく言う、「良い地方、環境に優しい地方」程、国民のお金(税金)を多く盗んでおきながら、誇らし気に胸を張っているのです。
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