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5章:22歳上京 池袋 (1/2)

5章:22歳上京 池袋

「彼が東京に転勤になったので、ついて行く。結婚する」

と会社にウソをついて、わたしは4月に同じギャル系の店の、池袋店に転勤する。


もちろん結婚なんてしないし、特別そのバンドマンのことも好きではない。

家もない。

一足早く上京していたそのバンドマン、ユウスケは昔から知り合いのバンドマンのカップルの家に居候していた。

上京してすぐは、わたしもその家に20日ほどお世話になった。

「付き合おうか」

と上京した初日にユウスケは私に言った。

別に好きじゃないけど、「うん」と言った。

彼はわたしに1000円だの2000円だの、ちょこちょこ私にたかる。


その家の住人は、私以外みんな働いてなかった。

その人達のお友達も、みんな働いてなかった。

よく生きていけるなと不思議だったけど、特に追求しなかった。


わたしは特に貯金もなかったし、家を借りなきゃいけなかったので、上京して2日目で歌舞伎町のキャバクラに体入した。

その時一緒に体入したイツミという子。

19歳で可愛いコだった。

そのコにスカウトマンを紹介してもらった。

名前は山下。

当時22歳だったわたしの1コ下で、21歳の早稲田大学に在籍しているスカウトマン。

のんびりしていて、なんだか一緒にいると安心できた。

彼は仕事もできるようで、高価な時計を買った時は嬉しそうに私に見せていた。

山下くんは仕事を紹介する時以外も、ちょこちょこわたしを誘い出した。

勤めているギャル系の店も池袋だったし、山下くんも池袋を中心にスカウトしていたので、電話がかかればすぐ会えた。

「それにしてもユキさんも大変だね。
あてもなく上京したのに、彼がそんなんじゃ不安っしょ?」

山下くんは私にそう言った


大体いつもネカフェかレンタルルームに4時間位入り浸る感じだった。

エッチもしていた。

したくなかったけど、山下くんがしたがるから、最初は拒んだけど、途中から諦めてしていた。

ヤリマンみたいだからしたくなかった。

でも、東京で山下くんといる時が唯一心から安心できた。

だから山下くんがしたいなら…ってお礼の様な感覚でしてた。
家も借りたわたしは販売員だけじゃお金が足りなかった。

同棲しているユウスケもヒモだし…

この時期、飲み屋→デリヘル→セクキャバと夜の仕事は転々としてた。

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高級デリ ©著者:ゆき

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