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23章:暴走と告白     〜まりあ〜 (1/10)

23章:暴走と告白     〜まりあ〜

浅井の様子がいつもとちがうなんて微塵も気づかなかった。



T店に着いて
ゆいちゃん、浅井、あたしの三人でVIPへ。


ゆいちゃんは初回、浅井はフリー。


しばらく呑んでたらいつものように浅井がトイレに。


浅井は酔っぱらている事が多いため、トイレにいくとなかなか戻ってこない。
酷い時はトイレで爆睡なんて事もあったくらい



だからまたしばらく戻ってこないと誰もが思った。


浅井がトイレに行ったのをまるで見計らったように、入れ違いで涼が戻ってきた。



結論から先に言うと
この日は、浅井も涼もいつもと様子がおかしかった。


けれどあたしは
その事に涼に対してしか気づかなかった。


まあ当たり前か(笑)


常識で考えたら
毎回他人のお金で飲むなんて非常識を飛び越えて最低だと思う。


あたしは昼間の企業に従事している身でありながら、完全にそのへんの感覚が麻痺していた。


もう浅井にいくらつかわせたからという罪悪感すら最初こそあったものの、麻痺の領域に到達していたのだと思う。


完全に店外キャバクラみたいなもんだった。


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僕のまりあ ©著者:まりあ

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