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24章:私の生活Style
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24章:私の生活Style
あっけない終わり方をした彼とのラストシーンは、今でも私の心に深く刻まれている
正直、あの時のあのシーンを語るにはまだ心が癒えていない
大好きで、苦しくて、彼との時間が何よりも大切で、お酒を煽られようと、てきとうな扱いをされようと、彼だからこそ許せたし、彼だからあそこまでハマったんだって思う。
だから二度とホストにはハマらない自信もある!
歌舞伎でキャッチをするホストを見渡しても彼ほどの魅力的な男子はいない
私の大切な思い出
セントラルの、ど真中で私は思い出に浸っていた
その時
つんつん
えっ?
誰?
モリモリヘアーの頭
「こんばんは
初回に来ませんか?(^o^)無料でいいっすよ」
「あっキャッチね、無理」
私はそっけなくホストを突き放した
「そんな冷たくしないでよ〜一目惚れなんだから」
ふーん
そんな手に引っ掛かるかっつーのぉぉ!!
「無理無理」
「お願いします」
彼は突然土下座をしだした
(;o;)
やめて〜!!
この人何?
「綺麗なお姉さま、チャンスを下さい」
チャンスって?
そんなことより土下座は恥ずかしいよ
「お願いします」
初回かぁぁぁぁぁ
無料かぁぁぁぁぁ
悪い話ではないけれど
だけれども
ん…
悪い話ではないけれど
一目惚れかぁぁ
(;_;)土下座かぁぁ
無料かぁ
土下座クンと目があった
(>_<)ん…
「初回無料なら」
即座にホストクンは立ち上がり目を輝かせる
「良いんですかっっ」
あざぁーす!!
返事はまだしていない
のになぁ…
雑居ビル3階
ブルー系の照明に白いソファー
まるで海の中
昔行った地中海を思い出す
大丈夫!!
私はホストには興味がないから
私はあっと言う間にホストクラブ店に入ってしまった
でも2時間たったら帰るから…
心配はナイナイ
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