ラスト当日…


私はいつものように

何も変わらずに歌舞伎町に足を踏み入れた


いつものように彼を送り出したいって思ったから

私はいつものようにお店に向かった


ドアを開くと大きなシャンパンタワーが飾ってある

彼が笑顔で迎えてくれた


白のスーツでいつも以上にカッコイイ！！


私は彼に見とれてしまいそうだった


席に案内され店内の飾り付けを見たり、緊張している彼を笑わせたりして時間を過ごした


ヘルプたちも緊張している様子で口数がいつもより少ない…


彼たちヘルプにも感謝の気持ちでいっぱいになった



彼のために周りのキャストたちもシャンパンを入れて店を盛り上げている


彼との時間が残り少なくなっていった…