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13章:優しさ (1/2)

13章:優しさ

私の生活はどんどん乱れていった


朝起きて、支度をして会社

終われば歌舞伎町
休日は歌舞伎町


だんだん自分への買い物もしなくなり、金銭感覚もメチャクチャ…


ある日、店でのこと…

彼「その時計可愛いね」

私「ありがとう」

彼「シャネル?」

私「うん^_^;」

彼「貸してよ、しばらく貸して」

私「…」

彼「オレ、時計好き」

私「返してくれるよね?必ず返してくれるよね」

彼「ああ」


こんな具合に

シャネルの時計
シャネルの黒コート
プラダのバック
ヴィトンのリング
エルメスのバーキン


以上5点を

私から奪った

ちがった…


借りた(涙)


私の私物たちを身につけて彼はますますホストらしくなっていく…

私と出会い
彼はNo.が上がり


今や私はエースと呼ばれているらしい


私はきっと偉い!


飾りボトルがテーブルに乗らないほどになった

\(^o^)/ (涙)


だんだんと私は…

ホストクラブのシステムにも慣れ始め


ヘルプの役目にも気づいた
彼たちヘルプは死ぬほど酒を飲む


なんていい飲みっぷりだろうと思っていた

酒好きの集まりだ!って思っていた


でも違う


彼たちヘルプは売り上げのために飲んでいるのだ

飲みたくない酒を飲んでいるのだ



悲しい…



そんな現実に気づいた頃

彼が私に言った
「お前、金は大丈夫なの?毎日通って大変だろ!お前は人が良いから心配だよ」

あれれレレレ…

おかしい

実におかしい



彼は私に思いやりを示しているのかぁぁぁ?


「あっ心配してくれてありがとう」

って言ったものの…

何かがおかしい?


首をかしげて悩む私に
彼も心配顔で、私を覗き込む…


まっいいか(^o^)


そんな気になるから不思議だ!


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もう一つの神話 ©著者:coco

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