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4章:略奪
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4章:略奪
忍が帰宅し無言の夕食をとった。菊は、食事中の会話を許さなかった。
成美は、いつものように一人で後片付けをしていた。忍が成美の手伝いをしようとすると菊は激怒した。成美は、気にせず黙々と片付けた。
忍はその間に入浴を済ませ寝室でくつろいでいた。菊の言葉はいつもの事なのできにしなかった。
成美は、ゆっくり入浴した。浴室のタイルは赤くなっていた。
可愛らしピンクの下着をつけパジャマを着た。
成美が寝室に行くと忍は、ベッドに寝転がりテレビを見ていた。
成美は忍の隣に寝転んだ。
忍は成美のパジャマのボタンを外した。
成美は明かりを消してと頼んだ。忍は、小さな明かりにした。
「恥ずかしい」成美が言うと忍は「大丈夫」と言い、そのままボタンを外しパジャマを脱がせた。
入浴してすぐは、出血しない事を成美は知っていたが少しびくびくした。
忍は短いキスをし胸を少し撫でるとペニスを挿入した。成美は全く気持ち良くなかったが声をあげた。
生理のお蔭でペニスはすんなり入ったが成美は、ペニスの先が入ると
「痛い、やっぱりダメ」と言った。
兄のペニスが初めて挿入した時のように…
忍は「すぐ、良くなるから」と教科書通りの言葉を言ってペニスを一気に奥まで挿入させた。
成美は「痛い」と何度も叫び時間を見計らってあえいだ。
成美が喘ぐと忍はすぐに逝った。それから、何度も忍は何もせずペニスだけを挿入させた。
成美は演技を続けた。
疲れはてぐっすり眠る忍を見て成美は自分を誉めた。私のお蔭で忍が幸せになれたと。
シーツは赤く染まっていた。
成美はシャワーを浴びナプキンを付け就寝した。
目覚めた忍は成美の体を求めた。成美は、「刺激されたら生理がきたみたい」とあっさり断った。
忍が「痛かった」と聞くと「すごく痛かったけどあなたを愛してるから…」と成美は言った。
忍は成美を抱きしめ頭を撫でた。
成美は赤く染まったシーツをゴミ袋に詰め込み忍に「捨てていいわよね」と言うと忍は、頷いた。
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