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82章:濡れる君 (1/1)

82章:濡れる君

狭く白い部屋に
降らせた雨が
君を濡らします

穿かれた雲から
霧を纏う雨が
君を濡らします

髪が頬に流れて
口付けるように

雫が肌を伝い
撫でるように

優しく優しく
君に触れると

膜を通して
触れる肌は
少しだけ冷たく

君を啜って
含んだ雨粒は
ほのかに甘く

沸き立つ霧の中で
飛沫をあげながら
濡れる君を
求めるのです




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口にできなかったことを口にしたら口でして ©著者:Tuner

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