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2章:中学生、の浅はかさ (1/10)

2章:中学生、の浅はかさ


中卒だった父は、娘に同じ道を歩んでほしくない、と
幼稚園のころからビッチリ習い事に通わせていた

公文、水泳、ピアノ、英会話・・・
学校が終わり放課後みんなと遊び、まだまだ・・・なんて思っているときに習い事に行かなければならなかった

テスト100点は当たり前。95点をとろうものなら
「ねえ?なんで?なんであと一問ができないの?〇〇ちゃんは
頭いいからできたでしょう?ねえ、
なんでアヤミはできないの?」
母は決まって誰かと比較する。
80点代などとろうものなら
即ビンタ。

母が褒めてくれたことは、一度もない。

「すごいね。頑張ったね。」

それだけでいい。
頑張ったねって、認めてほしかった・・・


母は、いつも言った
「子供ひきとらずに捨てるとこだってあるんだからね!飯食わせて屋根のある家に住ませてもらってるだけ感謝しなさいよ!あんたなんかいらないのよ!気に入らないならでてけ!でてけ!」

そして、殴られる



母は、ヒステリーな女だった
きっと父に殴られた苛立ちを私にぶつけていたのだろう・・・

このときは、母を憎んでいた。
なぜ、この家に産まれたの?
絶対、家を出る・・・







そして私は中学生になった

女子中に通っていた

いわゆる<お受験>だった


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人生論 ©著者:あやみ

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