2章:君はシンデレラ (3/3)

あなたは
シンデレラが
好きだった
僕もシンデレラの
ような
あなたが
大好きだった
だけど
僕のシンデレラは
消えちゃったよ
どうして？
あなたは
僕のシンデレラだった
一生！あなたの
傍に
居たかった
僕の傍に
居て欲しかった
だけど
叶わぬ夢に
なってしまった…
あなたの
死によって

あなたとの
ほんの数年の
思い出だけじゃ
これから先
どう生きて
行けば
いいのか
わからなくなったよ
あなたが
死んだ時
もっともっと
あなたとの
思い出をつくり
その思い出を胸に
あなたに
見届けて
もらいながら
僕が死んでいく
そんな理想と夢を
僕なりに
持っていた
淋しかった
苦しかった
苦しくて
苦しくて
どうにも
ならなかった