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20章:崩れてく… (1/6)

20章:崩れてく…


メールが返ってきた日もデリヘルのバイトがあった。

仕事もバイトも何をしたか記憶なんてない。

その日の夜、メールで終わるのは嫌で逢ってほしいとメールをした。

いつも待ち合わせをする場所に来てもらうことにしたけど、私が行った時間には彼は居なくて、私が去ったあと彼が来た。


こんなときにすれ違ってしまって…

これも運命なのかな。

神様が会わずに別れなさいと言ってるのかな


自分で、言ったくせにどうしても逢いたくて電話をした。

彼は自宅方面へ戻っているところだった


「逢いたい。どこまで行けば逢えるの?」

私はすぐ車を出発させた


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さよならいつか ©著者:沓子

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