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14章:命 (1/5)

14章:命

2月


始めてのバレンタイン

久しぶりにバレンタインが嬉しかった


でもチョコ売り場が恥ずかしかった…
この歳で手作りなんて…



どうしようかなと考えていた。

彼の奥さんはお料理をあまりしないと聞いていた。




私は料理は大事な人、好きな人に食べてもらうために作ると昔から思っていた。
料理は得意な方だった。
(見かけによらず?)

でも…


彼にはどうやっても食べてもらうことはできない。。

「決めた!」

恥ずかしいけど、手作りチョコを渡しちゃおう


14日は休日だったので平日渡さないと…


なんて、考えながら材料を買ってきた。

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さよならいつか ©著者:沓子

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