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14章:キャンパブ
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カッコイイ客から場内指名をもらった。
その後も、普通に飲んでいたがさすがに酒が回っていた。
営業中にベロベロになった。
途中から記憶がない。
店で倒れたらしいし。
とりあえず、カッコイイ客とは連絡先を交換していた。
カッコイイ客は、6個上で名前はかず。
その日は、本当に記憶がなかったので、かずのことも何を喋ったのかあまりよく覚えていなかった。
次の日、起きたらかなり二日酔い。
はあ〜。今日も仕事に行かなきゃ。
ダルい体で、とりあえず風呂に入ろうとしていた。
かずから電話がかかってきた。
かず『おはよ。覚えとる?』
私『覚えとるけど、途中から記憶ない。あの後潰れたし!』
かず『あほやな。』
私『かずちゃんが飲ませたんやん!』
かず『俺から指名ほしかったんやろ?』
私『まあ、そうやけど。』
かず『なら良いやん。今度遊ぼうよ。』
私『良いよ。』
適当に返事して、電話を切った。
あまり記憶がないし、そこまで興味がなかった。
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馬鹿な女 ©著者:奥村華恋
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