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12章:草
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私は、出てきてからも、ちかちゃん家の会社を手伝っていた。
夜は、地元の店で週2くらいで、年をごまかして働いた。
ある日、ちかちゃんと一緒に、クラブのイベントに行くことになった。
クラブでは、知り合いがいっぱいいた。
私達わ、キャッシャーをやっていた西脇と仲良くなり、キャッシャーでただ酒を飲んだくれていた。
私が下に降りていくときに知らない男に、いきなり声をかけられた。
知らない男『おい、てめぇ!ちょっと待てよ!』
私『今忙しいカラムリ!』
私はそう言って逃げた。
戻ってきたら、またその男がいた。
男『お前、どこ行っとったんだて!ちょっと来い!』
知らない人に、こんなこと言われて、かなり謎だった。
私『ちょ!今まじ小便したいから、まじで便所行かせて!』
男『良いケド、小便したら絶対戻ってこいよ!』
私は、逃げたかったので、とりあえずトイレを済ませてちかちゃんのところへ戻った。
ちかちゃん達といると、またその男が来た。
げっ!やべっ!
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馬鹿な女 ©著者:奥村華恋
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