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11章:鑑別所 (8/8)

みくと、2人部屋になって、だいぶ気が楽になった。

話し相手、一緒に生活する相手がいるだけでこんなに違うものなんだ。

みくと同じ部屋になれて、仲良くなれて良かったと思った。

みくより、私のほうが審判が1週間くらい早い。

審判で、ここから出れるか、少年院に送致されるかが決まる。

こんな生活勘弁。

こんな所、とっとと出たる!

審判の日が来た。

荷物をまとめ、食べてないお菓子をこっそりみくにあげた。

私『みく元気でね!審判頑張って早く娑婆に出てこいよ!華恋も絶対、今日出たるからさあ!』

そう言い残して、部屋を出た。

最初に来た、奥の部屋に入り、鑑別所のジャージから、着てきたスエットに着替える。

鑑別所の先生達と、車で裁判所へ向かう。

裁判が始まる。

私は、反省したふりを突き通した。

反省が認められ、娑婆に出れることになった。

反省なんてしとるわけないやん!

とりあえず、娑婆に出られるのが、何よりも嬉しかった。
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馬鹿な女 ©著者:奥村華恋

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