7章:裏切り (2/4)

孝広は、携帯がブラックリストになっていて携帯が買えない。

仕事用と、プライベート用で使いたいというので2台契約してあげた。

未成年の私が、親の許可がなしで何故買えたかというと、実家から保険証と公共料金の支払いの紙と、学生証を用意して、孝広と一緒に行き、親から頼まれてきたと言い、契約した。

その頃は、携帯の契約をするのに、今みたいに厳しくなかった。

携帯を契約した直後くらいから、私は実家に帰された。

孝広とあまり、会わなくもなった。

ある日、孝広から電話がかかってきた。

孝広『先輩が、遊ぶ女探してるから、至急用意して。』

私は、あゆに行ってもらった。

私『孝広は行くの？』

孝広『俺は行かんよ。』

それから、しばらく孝広と連絡がとれなくなった。

あゆは、その日友達のあやと一緒に遊びに行っていた。

ある日、私はりかのホームページを見ていて、衝撃の事実を知ってしまった。