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3章:高校デビュー?! (10/12)

私とあゆは、喫煙や補導、単車に乗ってることで謹慎になった。

りかも呼び出されていたが、りかはうまいこと言って謹慎にならなかった。

でも私は謹慎になって良かったと思った。

昼間から龍治と一緒にいられるから。

謹慎に入って私は毎日、龍治の家にいた。

ある日、龍治がヤろうとしてきた。

私は断った。

私『だってヤッたら冷めるんやろ?』

龍治『冷めないよ。華恋が好きやからヤリたいんだよ』

でも、あの日聞いた言葉が頭をよぎった。

冷められたくない。その一心で断った。

龍治『もういいわ。』

怒って隣の部屋に行ってしまった。

私は一人で泣いていた。私だって龍治の事好きやから龍治とヤリたい。けど好きやから冷められるのはもっと嫌や。

泣きやんで龍治がいる部屋に行った。

私『龍治…ごめん…』

龍治『送ってくわ。』

私を家まで送ると龍治は何も言わずに帰って行った。

龍治にメールを送った。

『さっきはごめん…冷められるのが怖くて…』

返事を待っていたけど返事は来なかった。
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馬鹿な女 ©著者:奥村華恋

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