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3章:弟 (3/14)

よくわからない、さっきのことは考えないようにして、父と母が来るのを一人で待っていた。
そうしたら、

「ゆうちゃん…?」

うちを呼ぶ声。
振り向くとそこにはおじいちゃんと、おばあちゃんがいた。

「おじいちゃん?おばあちゃん…?何で?」

「ゆうちゃんのママから電話が来て…」

急いで来たのか二人とも息が切れていた。

「あれ?ゆうちゃん一人?パパとママは?」

「先生のとこ。」

「…そっか。おじいちゃんはパパ達んとこ行ってくるから、ゆうちゃんおばあちゃんと待ってられるかな?」

「ってか子供じゃないし♪大丈夫だよ」

「わかった。じゃ、頼むね。」

おじいちゃんは道を聞いて、走って行った。
その後、おばあちゃんと二人きりになったけど、何もしゃべらなかった。
しゃべれなかった。
おばあちゃんがハンカチを握りしめて、泣きそうだったから。
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元風ー1ー ©著者:うーやん

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