目が覚めると…俺はソファーで横たわっていた。りんは…

俺が寝ていたソファーの下で体育座りをして眠っていた。

『りん…？』

りんが目を覚ますと、俺はりんを持ち上げてベッドまで連れていった。

スウェット…ブカブカだな…

『りん…俺、着替えてくるから、寝てな』

そう言うと、りんは

『うん…』
と言ってまたすぐに瞳を閉じた。


俺はスーツを脱いで、スウェットに着替えた。

眠い…。

ベッドに行くと、りんはすでに眠っていた。

無防備な奴…。


俺もそのまま眠ってしまった。


途中、何度か目が覚めた。隣にいるりんは、俺に寄り添っていた。

無意識に抱き締めてみる。
抱き枕みたいだった。