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11章:No.1 (1/2)

11章:No.1

私は、いつの間にかNo.1になった。
きっと水商売でNo.1になれたら、すごーく嬉しかったと思う。

けれど、風俗のNo.1は喜びの感情とは違った…。


No.1


人気No.1という意味だろうけど

私は、どうしてもこう思ってしまう…。


このお店で1番、客をとった人…。
大勢の人と交わった女…。

要は、これを知ったら私をどう思うかな…。軽蔑して嫌うんだろうね…。


彼が大好きな響き。
No.1


彼がNo.1だった月は、お祝いをするのが、私達の恒例行事だった。


お祝いは必ず家だった。外食もいいけど、要は家でお祝いしてって言ってたから。


要が大好きな物ばかり作った。彼は甘いものは好きではなかったけど、お祝いだからと思い、小さなケーキもいつも作った。


たまたま偶然

いや…これも必然だったのかな。

要がNo.1だった月に、私も初めてNo.1になった。


同じ1番。

けれど、私は誉められる事のない1番。


要の笑顔を見て、一緒に笑う。ただそれだけの事なのに、私は辛くなってきていた。
彼の笑顔が、すごく眩しく見えたんだ…

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約束 ©著者:ぴよ

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