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4章:現実 (1/2)

4章:現実

洋と付き合ってから、いろんな事が発覚した。

借金、薬…。

借金はともかく、薬だけは許せなかった。


『洋ちゃん
お願いだから薬だけは止めて!!』


洋は
『大丈夫。もうやらないから。』

と言ってくれた。
最初は疑ってた。薬なんてそう簡単にやめられるものではない。


しかし、彼はブクブクと太っていった。
薬をやめたからだと言われた。

それから順調だった仕事が、太ってからというもの不調になり…売り上げはどんどん落ちていった。


彼自身、ホストという仕事はもう限界だったのかもしれない。


その頃になると早く上がりたいと言い出した。


けど…私はまだ上がらせたくなかった。自分でも何故だかわからない。

ホストの彼だから好きだったのか…


ひたすら頑張れ!あなたなら大丈夫!と応援し続けた。

今思えば、あの頃から私は狂いはじめた。。。

洋にお店に来るなと言われても

無理矢理行っては彼を困らせた。


毎日何回もメールをくれて電話もくれて、彼が今どこに居て、何をしてるか、私はいつもわかっていた。

私が不安にならないように、彼なりに精一杯頑張ってくれていたのに…

それでも私は不安だった。。。


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約束 ©著者:ぴよ

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