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2章:〜一之瀬 匠〜 (1/9)

2章:〜一之瀬 匠〜

私の名前は一之瀬 匠
現在24歳

仲のイイ、父と母。。
ごく普通の家庭に産まれて、特に不自由なく育った。。

小さい頃から、寂しがりやで、恋多き女の子
でも、恋愛に関しては人一倍消極的だったかな(^_^;)

初めて男の子を意識したのは…
幼稚園の時!!

憧れの男の子を目で追うだけで、精一杯だった(笑)

…それから、小〜中で学期が変わるごとに好きな人も変わって…

高校2年生の春、初めて彼氏が出来た

当時、ミニスカートにルーズソックスが女子高生の定番のスタイル

もちろん、私も流行りにのって、目立ちたがり屋な私は、校則違反にも関わらず、髪の毛を金髪に染めていた(笑)

そんな見た目とは裏腹に、実は以外と恋愛にはめちゃめちゃ奥手…とゆーか…お固い考えで…

KISSは3ヶ月たたなきゃイヤ!!

SEXなんて、1年以上たたなきゃ絶っ対イヤ!!

むしろ、付き合う=結婚でしょ??

なんてゆー私なりの恋愛プランができていた(笑)

初めて付き合った彼氏と7ヶ月がたった頃
『付き合ってる感じかしなくなった…俺達、もうダメだよ…別れよう』

彼から、別れを告げられた。。

…今から考えると…そりゃぁ〜そぉ〜だよね…(^_^;)

ヤリたい盛りの男子高校生が、付き合ってる彼女と7ヶ月間…
キスなし…セックスなし…
手を繋ぐだけだったんだもん(笑)

今時、小学生でもないよ(^_^;)

それから、友達にもダメ出しされて、少し考え方も変わってきた私。。

ファーストキスは、高校3年生の冬でした

海外から来た、留学

付き合ってなかったけど、大好きだった

空港での別れ際…
勇気を振り絞って…

『キス…して…』

目を閉じる暇もないくらいの、一瞬の出来事。。

ってか…まさか、本当にしてくれるなんて、おもわなかった

どっかの誰かが、『ファーストキスは、甘酸っぱいレモンの味』

なんて言ってたけど…

私には…
溢れ出す涙で何だか切ない味のファーストキスでした。。

それから、何人か彼氏ができたけど、やっぱりキスから先が進めなくて…
何だかんだ理由つけられて、ほとんど1ヶ月くらいで、フラれた。(笑)。

そして、無事に高校も卒業出来た私は、憧れだった芸能界の世界に飛び込んでいった。。

当時私は、某有名ファッション雑誌とかにちょっと乗るくらいのモデルをしてました

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〜Night Wing〜 ©著者:ライカ

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