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55章:遺品 (1/1)

55章:遺品


身元不明のホームレスとして死んだ父親。

身勝手な人だった。
母の婿養子として結婚して店を継いだにも関わらず、遊蕩三昧で店をつぶし、借金を残して店の従業員と逃げた。

そんな父が私は大嫌いだった。

母と二人父の写真を燃やして、父のすべてに別れを告げた。
それから母子二人必死で生きてきた。

でも父の遺品として、私の写真と「娘へ」とマジックで書いたビニール袋いっぱいの小銭を渡された時になぜか涙がこぼれてきました。

ずるいよ・・お父さん。

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ちょっと泣ける話 ©著者:メルシー

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