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50章:あと何回… (1/1)

50章:あと何回…


実家へ子ども達を連れて行った。母はもう年なので、お昼に何か 買って行くね、と言っておいたのに、前日に電話で

「色々作ったから何も持たずにおいで」

と。
行くと私や子ども達の好きな物が食卓に並んでいた。
後かたづけの時

「疲れるでしょ?今度は私が食べる物、持ってくるから」

と言ったら

「あと何回、お前にご飯を作ってやれるか、と思ったんだよ」

と言われた。
泣きそうだったんで慌てて下を向いて

「娘ってのは、お母さんは絶対死なない、って思ってるんだよ、長生きしてね」

と言うのが精一杯だった。
お母さん、ありがとう。ご飯とっても美味しかったよ。

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ちょっと泣ける話 ©著者:メルシー

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