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38章:じぃちゃんの武勇伝
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38章:じぃちゃんの武勇伝
数年前、じいさんと一緒にある用事で出かけた時に、なんだか電波系左翼の集会に遭遇してしまった。
(うわ。本当にこんなんがあるのか)と引いていら、
「ちょっとお時間いいですか?あのですね、私たちは…」
と、お決まりの洗脳。
日本は謝罪がどうたら、アジア諸国にどうたらと言っていて、適当に聞き流していたら、じいさんが
「…わしの事を悪く言われるのは構わん。じゃが今の人達に謝罪させるのは止めてくれんか…」
と小さな声だったがハッキリとした声で話し始めた。
「…わしはアメリカと戦った、おかげでほれ、左手の指が3本無い。
しかし、わしはアメリカを憎んでおらん。戦争とはそういうもんじゃ。
アメリカの子供達にも罪は無い、あの時に罪を犯したのは日本もアメリカもわしらの代だけじゃ、次の世代や子供に罪は無い。じゃから…」
そこで俺が
「じいちゃん、もういいよ、行こうや」
と半ば強引にその場を離れた。
1年と半年前にじいさんは亡くなった。
じいちゃん、俺は胸張って毎日生きてるぞ。
じいちゃんの小さな、でも確かな武勇伝、忘れない。
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