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26章:一緒に頑張ろ
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26章:一緒に頑張ろ
色々苦労もあったけど、なんとか起業に成功した。
年収は三千万を超えた。
結婚を考えてる可愛い彼女もいて、人生の絶頂期だった。
あるとき、「私もしかして試されてたのかな?」ってコピペを見た。
これは俺も試してみないと、と思い即実行。
滅多に行かない安いファミレスに彼女を呼び出した。
深刻な顔で会社がヤバイ旨を告げる。
そしたら、いつも笑顔の彼女だったのに、話が進むにつれ表情が険しく。
最後は
「会社、大変なんでしょ?もう帰るね。」
と言い残して出ていった。
去り際は一度も俺と目をあわせなかった。
泣いたね。
本気で結婚考えてたから、こんな状況予想もしてなかった。
一週間後、未だ仕事が手につかないでいた俺に、彼女からメールが。
今会える?とのことだった。
浮かない気分で一週間前のファミレスに向うと、
泣き腫らしたような目をした彼女が待っていた。
すると挨拶もそこそこに、
いきなりバッグから札束を三つ取り出し、デーブルに置いた。
「ど、どうしたのこんな大金!?」
「お父さんに借りた。あとこれ私の預金通帳。
200万くらいあるから使って。」
一週間前とは別の意味で、こんな状況予想もしてなかった。
彼女の家が裕福じゃないのは知ってた。彼女も月収十数万だったはず。
なんでも、俺との結婚のために、コツコツ貯金してたらしい。
通帳みると今までほんとギリギリの生活してたみたい。
「大丈夫。私が支えるから。一緒にがんばろ。」
目に涙を浮かべて言われた。
彼女を試した罪悪感と、彼女の健気さが愛しくて、胸がいっぱいになった。
あれから数ヶ月経ち、ついに明後日が結婚式です。
こんな俺だけど、世界一幸せな奥さんにしたいと思います。
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ちょっと泣ける話 ©著者:メルシー
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