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19章:手料理
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19章:手料理
大学入学と同時に上京し、そのまま就職した。東京で10年働いた後、会社を辞めて田舎に戻った。
それから、就職活動を田舎でしていたのだが、友人が東京に多くいたので、親の薦めに反して再度上京するつもりでいた。
両親は地元での就職を望んでいた。
俺は実家に住んでいたのだが、一人暮らしが長く、母が体を心配して作ってくれた食事になじめずに、外食ばかりしていた。
そんなある日、父から電話があり、母が入院したことを知った。
すぐに、病院にいったが子宮ガンとゆうことだった。
それから、一週間後、転職活動の後、家に帰ると、俺の部屋の前に、手作りの食事がおいてあり、手紙もあった。
内容は、
”食事は大事だからちゃんと食べなさい”
とゆう内容だった。
しかし、そんなことをするのは母だけだ。
しかし、母は入院している。????
手紙の字は母のものだった。嫌な予感がして、病院に行った。
病室のベットはきれいだった。看護婦に聞いたら、病状が急変し、死んだとのことだった・・
母・・母・は。。。歩けるはずではない体を引きずって、歩いて15分もある実家まで歩いてきて料理を作り、俺に最後の手料理を作ってくれた。
俺は田舎に帰って初めて、母の手料理を食べた・・・
涙が止まらなかった
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