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57章:義母 (1/4)

57章:義母


俺を生んでくれた母親は俺が2歳の頃に死んだ。
後の親父の話では元々、体が丈夫な人じゃなかったらしい。

俺が6歳の頃に親父が再婚して義母がやってきた。

ある日、親父が

「今日からこの人がお前のお母さんだ」

といって連れてきた。

新しい母親は俺を本当の子供のように可愛がってくれた。
家族とか血縁とかまだ分からない頃の俺にとって義母が本当の母親だった。

それから、何年か経ち俺が中学の頃、今度は親父が事故で帰らぬ人となった。

親父の葬式の席で親族が集まりこれからの俺たち家族の事で話し合うことになった。

親父の両親(俺から見て祖父母)は既に無く親戚づきあいも疎遠で葬式には親父の親族は誰も来なかった。

後から知った事だが親父はガキの頃に両親を亡くし親戚中をたらい回しにされ、おまけにひどい扱われようだったらしい。

そんな事もあり自分が大人になって働き出してからは一切、縁を切っていたらしい。

まあ、そんな状況もあり今後の俺たち親子の事を生母、義母側双方で話をする事になった。

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ちょっと泣ける話 ©著者:メルシー

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