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56章:ずっと一緒にいようね (1/1)

56章:ずっと一緒にいようね


近所にかなり老犬を飼っている家がある。

当然だが、散歩はまともに歩くこともできないので、柔らかい紐で後ろを支え飼い主さんは犬に合わせてゆっくり歩く。

それでも犬は飼い主さんに全てを預け、飼い主さんも家族全員でありったけの愛情を注いでいた。


ある日、成金ぽい家族が引越して来た。
はっきり言えるぎんぎらの悪趣味さ。
子供は口から先に生まれたような‥察して下さい。

その子供が散歩中の犬を見て

「きったねぇ!しねばいいのに」

と一言。

その場にいた誰もが凍り付く中、飼い主さんは何も言わずに犬を抱きしめた。

そして優しく


「ずっと一緒にいようね」


どんな言葉より強い言葉にスーッとし、鼻がツーンとした。


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ちょっと泣ける話 ©著者:メルシー

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