7章:負け犬だって吠えるんだ (2/2)

僕がカップラーメンを啜る時

あいつは三ツ星フレンチを堪能する




僕が100円のジュースを買うか財布と相談している時

あいつは1000万の株を投資をするか銀行と相談している




僕がレンタルビデオでＡＶを選んでる時

あいつはどのセフレを呼ぶか選んでる




僕が大好きなあの子の写メを見つめている時

あいつは大好きなあの子と見つめ合ってる





俺は負けてないさ


俺は俺


あいつはあいつ


俺は俺の出来る事をするだけさ


俺なりに精一杯生きてやる


負けを認めたら


俺はもう俺じゃ無くなる


認めてしまえば楽になれるけどね


しぬまで中指立てて生きてやる