高校２年の夏休み前…


涼也「俺さ、知り合ぃん所で軽
くバイト始めたんだよね。」

菫「そーなんだ。バイトって何
のバイト？」

涼也「ホスト」

菫「はっ？まだ無理でしょ。冗
談もほどほどにお願いしますよ
。大体何でまたいきなり」

涼也「マジだから。橋本さんが
手伝いで来ないかってさ」

菫「ホントにビックリだ
わ良いけどお母さんに心配か
けるような事しないでよ」


高校２年生の女子高生には、

衝撃的な彼氏からの告知。

涼也は高校を中退して

働いているので私よりも

少し世の中を知っている

ように見える。

なんだか悪い事もやってる

みたいだし、

知り合いも沢山いるし…

その知り合いの中の１人の

橋本さんは歌舞伎町で

いくつか水商売的なお店を

経営してるオーナーだ。

私はよく分からない世界の人。

どこで何で知り合ったかは

知らないけど、私も何度か

会った事があって

３人で食事に行った事もある。

でもなんでいきなり

それが私の知り合いのなかで

始めて出来た『水商売の人間』