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14章:本営〜 (1/6)

14章:本営〜

そのまま家に入り、しんじ君とケーキを
食べた。



幸せだった。



今もまだこの時の事は思い出せる。





好き。だけど言葉に出来ない。


言葉に出来ない代わりにいつもより
素直に甘えた。



しんじ君は酔っ払ってたからと思っていたはず。



だけど違う。[今日だけ]はと素直に
なれた自分がいたんだ。




しんじ君はあたしにキスをした。



抵抗しない。する訳がない。





その日初めてしんじ君と一つになった。



拒む訳もなく。


そのまま。


何も言わずに。








ことが終わるとあたし達はベットに横に
なりながら話をした。



「俺明日、店に行ってくるよ」



ドキッと心に響いた。



「大丈夫なの?」



「分かんないけど、とりあえず
顔だして話してくる。」



「…そっか。頑張ってね!」





気持ちは複雑だった。



こんな毎日が終わる気がして複雑だった。





いや、寂しかった。
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片思い ©著者:みゆた`・∀・

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