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6章:アフター〜
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6章:アフター〜
あたしとエリはお会計が終わり
お店を出る準備をする。
その日のラッソンはかなの担当の
けい君だった。今でも覚えている。
しんじ君とこう君がお店のビルの下
までお見送りしてくれる。
「みゆちゃん連絡するからバックレるなよ〜」
あたしは緊張してうまく言葉を
返せずにいた。
「大丈夫〜ちゃんとつかまえとく」
エリがしんじ君に言葉を返してくれた。
手を振るしんじ君とこう君に
手を振り替えしエリと2人で
カラオケに入った。
「ちょっとー!まぢやばい!(笑)」
「みゆテンパってんの?(笑)」
動揺するあたしをエリが笑う。
「だって初指名でご飯って(笑)」
緊張をほぐす為に歌を歌わずにエリと
会話をする。
それから1時間後ぐらいだろうか、
電話がなる。
〜〜♪
「しんじ君だ〜!!(笑)エリ電話
出てよ(笑)!お願い!(笑)」
「わかったよ〜(笑)
もしもーしエリだよ〜♪
うん、うん、今カラオケだよ
○○号室だよ〜待ってるね♪」
「カラオケにくるの?」
「うん!今から向かうって♪」
初めて指名したホストと初指名した
日にご飯に行くことがあたしには
とても恥ずかしく、緊張しないで
はいられない事だったんです。
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