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2章:喧嘩〜 (1/2)

2章:喧嘩〜

「この間みゆがさ〜」

「あははは」

「俺の席では仕事してるの
忘れてよ!みんなで楽しく
飲みたくて来てるんだ♪」

「かな!本当にりゅう君いい
人だね〜!」

ほろ酔いなエリが仲良しな
かなにニコニコしながら話す。

りゅう君は、かなの1番長い
付き合いのお客さん。


「本当にね〜羨ましい!
自分の卓でもないのにこんな
に飲ませてもらえるなんて
優しいよ(笑)」

「おい!みゆ!お前全然飲んでないじゃ
ん!(笑)」

「りゅう君も飲んでないじゃ
ん!(笑)」

「俺はもう他でたくさん飲ん
だからもう飲めない!(笑)」

「かながつくったお酒が飲め
ないのかぁ〜!(笑)」

かなもお酒が回ってきたらし
くだんだんテンションが上がって
きて
「いい事考えた☆あたしと
みゆとエリが飲みたいから
飲む!
だからその場を盛り上げる為
にシャンパンいれよー(笑)」


「意味分からない煽りする
ね〜(笑)よしっ!シャンパン
入れちゃうかっ♪(笑)」
かなの考えにのったりゅう君
がシャンパンを入れる事に賛成し
た。

「もう閉店に近いからみゆも
酔っぱらってしまえよ〜(笑)」
ニヤニヤしながらかなが言った。

そう。あたしはシャンパンは酔う
お酒No.3なのです。

「お願いしま〜す♪」


シャンパンが入ってまだシラフだった
あたしが結構飲まされた(笑)


りゅう君の席ではいつもこん
な流れになる。本当に楽しい
時間だ。



「今日も1日ありがとね!」
「楽しかった〜」
「気をつけてね〜」
「ごちそーさまでした」


りゅう君を見送ってお店が
終わった。

「みゆとエリありがとー!」
完全に酔っぱらったかなが
抱きついてきた(笑)

「シャンパン飲んだら酔う事知っ
てて飲ませまくりやがって!
このやろー(笑)」

あたしとかなの酔っぱらい2人の絡みをみてケラケラ笑うエリ。

終礼も終わりお店でみんなと
雑談中にあたしの携帯が鳴る

〜〜♪

「はいよ〜!」

「もしもし終わった?」

「終わって今みんなと雑談中」

電話の相手は彼氏。

「終わったら電話しろって
言ったよな?しかもお前さ
酔っぱらってんでしょ?」

「ごめんね!軽く酔っぱらって
る」

「俺酔っぱらってる彼女見たく
ないから今日迎え行かないから
気をつけて帰ってね
おやすみ」

「え?もしもし?」

電話は切れていた。

なんなのこの男。
なにギレ?

むかつく…。
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片思い ©著者:みゆた`・∀・

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