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112章:心の準備
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112章:心の準備
故郷を遠く離れて大学生活を謳歌していたトムが久しぶりに実家に電話をした。
トム「あ、姉さんかい?ぼくだよ。それよりキディは元気かい?」
トムは家に残してきた愛猫キディの様子が知りたかったらしい。
キャシー「あ、あんたの猫ね。こないだ死んだわ。近所の酔っ払いの車に轢かれてね」
受話器の向こうでトムは絶句し、やがて「なんて姉さんは思いやりがないんだ!」と非難した。
トム「そういう時は…姉さんだって僕がキディを可愛がっていたの知ってたんだから…嘘でもいいからこう言うんだよ。『キディは昨日、木に登ったのよ』って」
キャシー「なによそれ?私の話聞いてた?あんたの猫は酔っ払いの…」
トム「黙っててよ!そしたらぼくが『え、それでどうしたの?』と尋ねるだろ!そしたら『みんなで助けようとしたけど、どんどん上の方に登って行っちゃったのよ』って言うんだよ」
キャシー「…あんた何を言ってるの?」
トム「そう聞いたら僕にだって心の準備が出来るだろ。で『それからどうなったの?』と聞かれたら『かわいそうだったけど木から落ちてしまったんだよ』って言うんだ。そしたら僕だってひどいショックを受けなくて済むじゃないか!」
キャシー「…よく分からないけど分かったわ。これからは気をつけるわよ…」
トム「…いいよ、もう。…それより母さんに替わってくれる?」
キャシー「母さん?ああ、母さんなら、木に登ったわ!」
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