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3章:初めてのヘルス
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フロントに行くとおじさんが座ってた。
「面接の子?」
「あっ、はい」
「スカウトさんから聞いてるよー。こっちどうぞ」
奥の部屋へと案内される
出されたジュースを飲みながら待ってるとさっきのおじさんが1枚の紙を持って入ってきた
「じゃあこれ、簡単なプロフィール用紙だから。書けるとこ書いてね」
名前、誕生日、身長…書き進めていくと(性感体)…
??意味はわかるけどどう書いていいかわからない
「わかんないとこあった?」
困ってるとおじさんが覗きこんできた
「ああ、これね〜適当でいいんだよ。背中とか足とか。うちの女の子みんな触られても楽なとこばっか書いてるから(*^^*)」
そう言われたので背中と書いてみた
「書けたみたいだね。じゃあ面接始めようか。店長の藤沢です。」
緊張してる私に向かって店長はどんどん説明してくる
「うちは3階建てで部屋は6つで部屋がいっぱいな時や待機のときは2階の控え室にいてもらうことになってるんだ。コンビニとかくらいだったら外出大丈夫だよー」
「あとうちはドレスを着てもらうんだけど…上京してきたばっかみたいだからしばらくレンタルドレス貸してあげるね。シフトは自由だから出たいときにでて休みたいときに休んでいいからね」
なんて素晴らしい待遇
私はしばらくニヤケ笑いが止まらなかった
「あと…ヘルス初めてみたいだから講習やるんだけどこれから時間平気?」
キター(゜ロ゜;
噂には聞いてたけど…私は歌舞伎町に来てこのおじさんに裸になっていろいろ教えてもらわなきゃいけないんかーい!
いや…仕事だからしょうがないんだけどさ…でもでも…(;´〓`)
「うちは講習は女の子にやってもらってるんだ」
へ?(-.-)
女の子?
「うちのナンバーワンのえりかちゃんって子なんだけど」
「そうなんですか…(よかった〜)」
コールで店長が待機室に連絡する。
コツコツ…階段を降りてくるヒールの音。
えりかさんだ…
一気に緊張が走る…
「あっ。えりかちゃん!」
部屋のドアが開く
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