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31章:自分 (1/1)

31章:自分

自分に
嘘ばかりついて生きてきた
自分のこころと
向き合う事なく生きてきた

本当の自分って何だろう
知るのが怖かった
今を見失ってしまいそうで
怖かった

嘘のカタマリのこの身体が
果てしない時の向こう側で
溶けてゆくのを感じる
真っ直ぐに進んでいきさえすれば
きっと生まれ変われる気がしてた

輝きばかり求めていて
近くで灯る小さな光
見ないフリした
育めば
ここには違う自分が
いたかもしれない

どこに戻ればいいのだろう
もう一度
小さな光探そうと思った

たとえこの身を溶かしても
たとえ真っ直ぐ歩けなくても
たとえ光が見えなくても
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一瞬の輝きを永遠に ©著者:香耶

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