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4章:川村佐智子:Ⅲ (10/10)

「あっ、はい。それでお願いします。」佐智子は思わず、そう答えていた。

「それでは、明日の19:30にお待ちしております。」男性はそう告げると、静かに電話を切った。

電話が切れた後、佐智子はソファーにしばらく考え込んだ。

(明日の19:30…、とうとう扉が開く…)

(本当にこれでよかったのかしら…)

やはり、後悔の念が浮かんでくる。

(どんなことが待ってるの…?)

(もうひとりの自分って何…?)

しかし、何かに期待する気持ちも沸き上がってくる。

どうせ今日はなかなか寝付けないだろう、そう考えた佐智子は簡単にシャワーを済ませ、ロックグラスに大きめの氷をひとつだけ入れて、ベッドに腰掛けた。

ロックグラスに焼酎を注ぐ。
佐智子はグラスに口を付けながら、明日起こるであろう出来事に思いを巡らせる。
そして、そのまま眠りに落ちた。

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イン ザ プレジヤー ルーム ©著者:ニコール

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