ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

4章:川村佐智子:Ⅲ (2/10)

それが昨夜の出来事だった。

(招待状はいつ届くんだろう?)

しかし、佐智子には腑に落ちない点がひとつあった。あのサイトにはメールアドレスを記入する欄はどこにもなかった。

招待状はどうやって送られてくるのだろう?
『Pleasure Room』では何が行われるのだろうか?
佐智子はその事が気になり、その日は仕事に集中できず、定時ちょうどに会社を出た。

19時過ぎに、佐智子は独り暮らしのマンションに到着した。メールボックスから郵便を取り出し、エレベーターに向かう。

佐智子の部屋がある7階へと上昇するエレベーターの中で、郵便物をチェックする。

美容院の案内状や電気料金の請求書の中に、真っ白な封筒があった。
表には「川村佐智子様」と宛名があるだけで切手は貼ってなかった。

(…何これ?)

佐智子は封筒をひっくり返した。
差出人の名前はない。今どき珍しくシーリングワックスで封じてあった。その真っ赤なシーリングワックスをよく見ると「13」の数字が刻印されている。

(…? まさかこれって…)
32 /174

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

イン ザ プレジヤー ルーム ©著者:ニコール

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.