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13章:母 (1/11)

13章:母

ワタシはそれでも母が気がかりだった

結局バーテンからは探偵の詳細は聞くことはできなかった

母の本心が知りたい

それによって今後のワタシの方向がきまるわ…


「ただいま」

「おかえりなさい、遅かったわね」

「うん、ちょっと友達と食事をしてた」

「お茶飲む?ちょうど今煎れようとしてたのよ」

「うん、飲むわ」

ちょっと話をしてみようかな…

「お母さん、お父さんの事だけど…」

「そうね、最近少し元気がないでしょ、あなたも気付いたのね」


「あ、いや」

「そうなのよ、ここ2〜3ヶ月ちょっと仕事が大変でね、あなたには黙ってたんだけどジイジが山を売って資金援助をしたのよ」

ジイジとは母の父親の事で母は田舎の富豪の一人娘なのです

「そんなことが…」

「詳しいことは良くわからないんだけどそのお金で銀行との信用も回復できたらしくて起動修正できたみたいなのよ」

なるほど…
これじゃ母には今は頭が上がらないわけね

「でもね、ほら何しろプライドの高い人でしょ。私の父に援助してもらったことはかなり屈辱だったみたいねぇ〜だから最近ちょっとおとなしいわよね」

母を今怒らせたら大変なわけだ…
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D.N.A. ©著者:神楽坂 龍

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