｢シャワーを浴びよう…｣

バスルームまで歩く

ダメだわまだ脚がガクガクする…

なんとかシャワーにたどり着く

まだ彼が中からあふれてくる…

バスローブを羽織りリビングのソファーに座る…

疲れたわ、でも気持ちのいい疲労感だわ…

彼が作ったフレンチトーストを横目にコーヒーを入れる

ワタシはコーヒーだけを持って再びソファーへと戻った

母はワタシがまだ幼稚園の時に今の父と再婚した

その前の父のことはほとんど記憶がない…

今の父と比べてなのか母は

“あの人は本当にいい人だった”

とよく言っていた…

今の父は独裁的で子供の時から好きではなかった


大学に合格の発表があった日にワタシは父に無理矢理

犯された…


初めてだった…


父は血のつながりが無いのをいい事に関係を続けた…

ワタシは傷心の日々を送っていた…

大学の授業や友人といる時間だけがワタシの生きている瞬間だった

それからだったワタシが勉学と研究に打ち込むようになったのは…