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9章:サンダル
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次に記憶が戻った時…私は朦朧とする意識のままそのビルの前に立ちつくしていた
約1年ぶりに見たその清潔な白い建物は少しも変わってない
私はいったい今何をしようとしているんだろう…?
そうぼんやりとした意識がよぎった時だった
「ね〜え〜!龍二〜今度はアフターしてよ〜!」
と言う明らかに酔っていると思われる甲高く甘ったるい女の人の声に続き…
「…あーわかったわかった約束するよ!マリちゃんお家着いたらメールしてね♪」
と言う聞き覚えのある懐かしい声がして私は咄嗟に横を振り返った
視線の先には一台のタクシーがとまっていて…その開きっぱなしの扉の前では一組の男女が抱き合いながら人目も気にせずにキスを交わしていた
ファー付きの暖かそうな白いコートを着ている女性にたいして…男性の方はサテン素材の薄いグレーのスーツ1枚だった
言葉を失った私は彼等を見つめながらその場に硬直してしまった
…数秒後…その背の高い男性は私の存在に気付くやいなやハっとした様子で女性の肩を自分の体からから引き離した
「…ちょっとなぁにぃぃ?もうおしま〜い?」
不満げにそうもらす女性の声なんか耳に入っていないとでも言った様子で…彼は私の事を凝視してきた
最初に行動を起こしたのは私の方だった
その場の空気にいたたまれなくなった私はうつむくとその場から一目散に逃げ出したのだ
「…!!っあっ!…ちょっと待って!!…弓ちゃーん!!」
そう私の名前を呼ぶ代表の声は…あっと言う間に歌舞伎町のネオンにかき消されてしまった
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狂ってた… 後半 ©著者:弓
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