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8章:気泡
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ガタンッ!
と玄関の方で物音がした
ほっと安心した私は『おかえり〜遅かったね』と言いながら足速に向かった
…その時の田中君の様子はいつもの穏やかな彼とは違いまるで別人の様だった
私の質問に一切答えないどころか目を合わせる様子もなく…無言のままおぼつかない手付きで靴を脱ぎ始めた
「…あれ?もしかして酔ってる?今日飲み会だったの?」
「…いや、1人で…」
ちいさい声でそう答えると田中君は私の存在何かまるで無視するかの様な足取りでリビングに歩いて行った
「明が1人で飲みに行くなんて珍しいね?…ご飯は?今温めるね」
「…いや…いらない」
「…そう…食べてきたの?じゃあお風呂入る?沸いてるよ!一緒に入ろうよ」
当時…私と田中君はふざけてよく一緒にお風呂に入る事が多かったのだ
しばし無言の空気が続いた
几帳面な田中君にしては珍しくコートも脱がずにソファーに座り込みながら一点を見つめている
「…明、今日疲れてるんでしょ?仕事そんなに大変なの?…今日はもうお風呂入らないで早めに寝な?」
心配した私がそう口にした時だった
田中君はチラっと横を向きその日初めて私と目を合わせた
そしてその直後…今まで私が見た事が無いと言ってもおかしくない程の…とても悲しい顔をした
「……?どうしたの明?」
わけがわからずこう尋ねた私に対して彼は口にした
「……弓はさあ…今まで何人の男と…風呂に入ってきたの?」
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狂ってた… 後半 ©著者:弓
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