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5章:熱帯魚
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「わ〜見て見て明!この熱帯魚すごいカラフルだよ」
「…うわ!本当だ…何か外国のお菓子みたいな色だね」
10月の終わり…長かった夏も終わり季節はすっかり秋にさしかかった肌寒い日の事だった
その日私と田中君は前々から約束していたサンシャイン国際水族館に遊びにきていたのだ
…当時私は無意識に新宿の都心部をうろつくのを避けていたのか…デートや買い物と言えばほとんど隣の池袋を利用していた
水族館なんて来たの何年ぶりだろう?
特に魚に興味があったわけではないが…いざこうして訪れてみると予想外に幻想的で本当に癒される
分厚い透明ガラスを隔てて広がるその色鮮やかな世界をぼんやり眺めていると…
何だか表現し難い不思議な気分が込み上げてくる
その異空間と現実世界とを仕切る分厚いガラスに酔ってしまったのか…軽く目眩までおぼえそうだ
「…にしても混んでるかと思ってたけど以外に空いてる、ってかガラガラだね?」
「ま〜今日は平日だからね〜それに知ってる弓?火曜日ってあらゆるアミューズメントパークが一番暇な曜日なんだってさ」
「…そうなんだ?言われてみればそんな気がしなくもないかも」
そんな風にいつもの2人のペースで…他愛ない会話をしながらひとつひとつの水槽を時間をかけてゆっくり回った
「…ちょっと僕トイレ行って来るね、ここにいてね」
そう言うと田中君は入口付近にあるトイレへと足早に消えて行った
…この日はここに来るまでに新居探しで不動産屋を訪れていたため…田中君は会社に向かう時と同じスーツを着ていた
だいぶあの格好も板に付いてきたな…っと言いたいとこだがまだまだ学生っぽさが抜けてないな…
リクルートスーツを着た就活生みたい…
私はそんな事を思いながら田中君の後ろ姿を眺めていた
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狂ってた… 後半 ©著者:弓
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