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5章:水蜜桃への招待 (8/8)

一週間後、ショウと私はまた会う約束をした。

歩いて帰れると言う私に彼は危ないからといってTaxiに乗せた。Taxi代を強引に手渡してドアを閉めた。

「また、連絡するね」

ショウは大きく手を振った。


その日を境にショウからの連絡は増えた。

メールの返信も私を気遣う内容のものに変わった。私自身、彼からの電話にも抵抗なく出れる様になっていた。

貴方にとってはただの仕事の延長だったのかもしれない。

それでも貴方からの連絡は私の存在理由を肯定した。人間が作り出した便利過ぎる道具だけが、同じ街で真逆の時間を生きる私達を繋ぎ止めた。

貴方は私の欲しい言葉を幾つも並べ、その都度困惑しながらも心地良い感覚に陶酔する。

私は貴方に惹かれていった。
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ジルコニアの輝き ©著者:バニラ

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