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23章:〜光と影〜
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あたしの生活は確かにあのころ安定していた
希望の光に満ちあふれてた
はずだったのに…
光と影は隣り合わせなんだって気づかされる出来事が起きた
あれは忘れもしない…
潤司の仕事が休みで朝から遊びに行きお墓参りを済ませ帰り潤司と武田の家に遊びに行った日の翌日の午前中
潤司を仕事に送り出し一息ついたころ電話が鳴った
画面を見ると‘公衆電話,
潤司は携帯を忘れたりするとたまに公衆電話から電話をかけてくることがある
今どき公衆電話からかけてくる人なんて居ない
何の疑いもなしに潤司だと思い電話に出た
『もしもし?』
「…紗弥加?」
懐かしい声
心地よかったこの声
今は一番聞きたくなかった声
鼓動が早くなる…
『…光…輝…?』
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