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4章: 結婚 (省略編)
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その衝撃の告白を私はその日のアフターで再びトワから聞く事になる
雨の中を傘もささずに私との待ち合わせ場所のファミレスまで走って来たのか…トワの頭はびしょびしょだった
「あ〜バカ!風邪引いちゃうよ?」
と言いながら私にタオルで頭をごしごし拭かれるトワ
「ちょ…痛い〜弓ちゃんもう少しお手柔らかにお願いします…」
とはしゃぐも直ぐにトワは暗い顔をして下をむいたままこう言った
「……弓、さっき代表と秀二から聞いたんでしょ?…結婚の話…ごめんね、突然こんな事になっちゃって」
私はその後泣きじゃくりながら必死に反対するが………トワの決断は堅い様でただ謝られるだけだった
…この時点でまだ出会って3ヶ月…しかし既にトワの存在は私の全てになっていた
早朝のファミレス…人目も気にせずひととおり2人で泣きまくった後にトワがこう口にした
「……ねえ弓?明日2人で仕事さぼってディズニー行かない?」
「……え?なっ何言ってるの…い、いきなり?…」
「前から約束してたじゃん!…だ、だから最後の思い出作りに…ね、行こ?」
「…え……で、でも」
「…だ、だから〜明日は思いっきし何も考えないで2人で楽しむの!朝から2人だけでたくさん遊んで…それで夕方になったらバイバイすんの…そんで、その後は2度と合わない…弓わかった?…できる?」
「……グスっ…」
私から涙が再びあふれた
「…そ、それから…明日は絶対に泣いちゃだめ!…笑ってなきゃ駄目!…も、もし泣いたら、泣いた方が針千本飲むの!…弓わかった?約束できる?」
「……グスッ…できる」
こうして私とトワは翌日の最後のデートの約束をした
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